「インサイト」とは?
FACEBOOKの「インサイト」とは、FACEBOOKビジネスページの運用の状況を分析することができる機能です。(通常の個人ページでは見ることができません)Facebookページのいいね!の推移、投稿の反応、ユーザーの属性などを確認することができ、その結果を次の投稿に活かせばより多くの人に届かせることができます。また、他のSNSツールにもそれにあたるものがあります。
FACEBOOKのビジネスページの、赤い丸で示した部分をクリックすると、一覧で統計を見ることができます。ただし、統計のままでは、なにもビジネスには役立ちません。出てきた統計を正しく分析し、具体的な行動を起こし、またさらに統計を分析するという作業を繰り返していくことが重要です。
初めての「インサイト」見るべき場所
インサイトのなかには、たくさんの情報が詰まっています。ですが、すべての情報を一度に分析する必要はありません。ビジネスの種類や、FACEBOOKビジネスページに集積しているデータの量にもよりますが、ぜひ一度みていただきたい部分を紹介いたします。
ー利用者
ここでは、ページのファン、フォロワーやリーチした人の属性(性別、居住地)を確認することができます。自社が対象としている人が見てくれているのか?ギャップはないか?などを分析することができます。
ー投稿
ここでは、「ファンがオンラインの時間」「投稿タイプ」「競合ページの人気投稿」を見ることができます。「ファンがオンラインの時間」を見ると、いつ投稿したら多くの人が見やすいのかを知ることができます。また、その特徴によって、見てくれている人の生活スタイルを想像することができます。また、「投稿タイプ」では、リンクを貼っている投稿が反応がいいのか、写真を貼っている投稿が反応がいいのか?などを見ることができます。そして、「競合ページの人気投稿」では、競合するFACEBOOKページを登録することができ、パフォーマンスを比べることができます。ぜひ登録しておきたい部分です。
上記の二点をまずは一度しっかり見ると、他の分析の理解も深まります。新しい投稿をしたあとや、定期的にインサイトを見て地道に投稿を作成していきましょう。
どうやって活かすのか
インサイトで得たデータをどのように活かしていくのか?それが一番大切なポイントです。なるべく思い込みなく、データを眺めることで、新しい発見が多くあるはずです。また、実際に顧客と触れ合う機会があれば、その反響も加味してデータを分析し、その後の投稿に活かしましょう。
顧客の層によって、好まれる投稿は異なります。たとえば、文章が多いほうがいいのか、写真が多いほうがいいのか、など、投稿の傾向も変わっていきますし、投稿する時間帯なども変わっていきます。投稿をするたびに、少しずつ変えていき、反応を見ながら調整していきましょう。
また、FACEBOOKを使用している層に的確に目標を設定することも大切です。年代・性別で、好まれるSNSの種類が異なります。