【医療】病院・クリニックの Instagram活用事例

公開日:2020/03/01   最終更新日:2020/02/27

産婦人科 清水病院

https://www.instagram.com/shimizu_hospital/

清水病院では、SNSの運用はInstagramのみを活用されています。Instagramのユーザー層が10〜30代の女性が多いので、産婦人科にはオススメです。ですが、その分産婦人科のInstagramの活用は他の診療科に比べて多いので、他者との差別化が重要となってきます。

清水病院では、退院時には赤ちゃん用の可愛いブランケットなどをお渡ししています。柄の種類も多く、とってもおしゃれです。新しい柄も適宜追加されています。妊婦さんの出産後のお楽しみになりますね。

入院部屋の個室の家具や壁紙なんかも紹介されていて、こんな可愛いお部屋で入院できるといいなぁと思う妊婦さんも多いと思います。さらに、アメニティですが、シャンプーなどはジルスチュアートを置いています。ホテルよりすごいですね。

入院しないとわからない良さやサービスを、SNSで発信することで、現在通っている患者さんや、里帰り出産で病院選びをしている患者さん達に、病院の魅力をお伝えできていると思います。

赤堀病院 産婦人科栄養課

https://www.instagram.com/akahori_hospital/

赤堀病院のInstagramは栄養課が運用しています。入院中の楽しみの大部分を占めると思われる食事を、色鮮やかで美味しそうに投稿されています。食器にもこだわり、オシャレでインスタ映えする投稿は、まるでカフェのごはんのようです。毎日のおやつも手作りで可愛くて、とっても美味しそうです。入院中の患者さんも、写真を撮ってSNSに投稿したくなるのではないでしょうか。

また、患者さんだけでなく、家族も毎日こんな食事を食べているのかと思うと安心しますね。

岡山済生会総合病院産婦人科病棟【公式Instagram】

https://www.instagram.com/maternity_okayamasaiseikai/

岡山済生会総合病院産婦人科病棟では、赤ちゃんやパパママ・助産師さんなど顔写真の投稿がとても多いです。実際のママと赤ちゃんの沐浴指導の様子や、退院時の家族写真など笑顔あふれるものやほっこりする癒しの写真が多く、こうやってお産や入院生活を、サポートして下さるのだなぁとイメージが湧き心強く感じられます。

また、退院後の健診時の来院での写真も投稿しており、入院前・入院中だけでなく、退院後も岡山済生会産婦人科病棟のInstagramを覗きたくなりますね。ホームページにも産婦人科のページ上部に、大きくInstagramのリンクとQRコードが載せられているので、ホームページから見に来てくれる患者さんも多そうです。

なつクリニックスタッフ 美容皮膚科・形成外科

https://www.instagram.com/natsuclinicstaff/

なつクリニックでは、スタッフさんがInstagramの投稿しているようです。女性ユーザーの多いInstagramはぴったりですね。美容皮膚科の治療は実際どういうことをするのかわかりにくい、また値段もわかりにくいことが多いですが、なつクリニックでは、フォトフェイシャルなど施術中の動画の投稿や、治療や化粧品の値段も記載しています。自費診療が多い部分なので、患者さんにとって金額面の記載はとても安心できると思います。あと気になるのは治療の効果だと思いますが、ビフォー・アフターの写真も投稿されているので治療後のイメージがしやすく、気軽にチャレンジしたくなるのではないでしょうか。

Instagramの美容皮膚科関連のキーワードでは、「ダイエット」「脱毛」「痩身」「たるみ」「ニキビ」「シミ」「ニキビ跡」などのキーワードがよく検索されているようです。そういったキーワードをハッシュタグにつけて投稿すると、閲覧されやすくなりますね。

なつクリニックでは、InstagramだけでなくLINEも活用されています。初診・再診の予約はLINEからでき、特別価格になるお得な情報も配信しているようです。複数のSNSツールを使って、患者さんの利便性の向上や情報提供を行い、集患に繋げられています。

レジーナクリニック 女性専用の医療脱毛専門クリニック

https://www.instagram.com/regina_clinic/

レジーナクリニックでは、インスタグラマーやモデル・芸能人などインフルエンサーに来店していただき、写真に彼女達をタグ付けして投稿している写真がたくさんあります。それを見た方は、芸能人が通っているということで、安心もありますし、憧れの芸能人ならばあの人みたいに綺麗になりたいと脱毛に感心がなかったユーザーの興味を引くこともできます。

最近の投稿では、スタッフ紹介や患者さんから寄せられた質問の返答を、インスタ映えする写真を使って投稿しています。配置なども統一感を持たせていて、とてもオシャレです。クリニックらしくないInstagramにすることで、若い女性の感心を引くことができていると思います。

2017年に開院して以来、すでに全国に15店舗を展開しており、今後ますますSNSの活用が増えていくのではないでしょうか。

尾鍋外科病院

https://www.instagram.com/onabegeka/

尾鍋外科医院は、2020年3月に病院を新築移転されるご予定です。その新病院を、基礎工事の段階の写真から、適宜投稿しています。地域の方にとっては、どんどんできていく新病院の建設過程をみていく中で、愛着も湧きそうですね。

尾鍋外科医院では、Instagramの他にFacebookも活用されています。病棟拡大のため医療スタッフの増員も課題となっているようなので、職員の顔写真も多く、院内の雰囲気が伝わりやすい投稿も多いので、採用にも繋がるのではないでしょうか。

新卒のスタッフの年齢は大体20代なので、外科病院という患者さんの年齢層にInstagramはマッチしないのかもしれませんが、採用を意識するならInstagramはオススメです。

まとめ

Instagramでは、10〜30代の女性ユーザーが多いので、産婦人科・美容皮膚科・美容外科・医療脱毛クリニックなどが活用されている事例が多いです。また、インスタ映えのする、オシャレな写真も多く、若い女性に閲覧してもらうために色々工夫されています。そのような病院やクリニックは、スタッフも若い女性の場合が多いので、センスある写真が投稿できるのではないかと思います。

インフルエンサーやInstagram広告を使うと、潜在的ニーズのあるユーザーへもアプローチすることができるのではないでしょうか。

女性患者が多い診療科でなくても、採用を意識してInstagramを活用されてはいかがでしょうか。