小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>について

公開日:2020/05/07  

4月28日(火)より、小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)の公募が開始されました。

 

公募スケジュール

公募開始:2020年4月28日(火)

申請受付開始:2020年5月1日(金)(予定)

第1回締切:2020 年5月15日(金)

第2回締切:2020 年6月5日(金)

 

補助対象者

小規模事業者であること、商工会・商工会議所の管轄地域内で事業を営んでいること。ここまでは今まで通りです。

ここからが少し違います。

本事業への応募の前提として

サプライチェーンの毀損への対応、非対面型ビジネスモデルへの転換、テレワーク環境の整備のいずれか一つ以上の投資に取り組むこと

新型コロナウイルス感染症が事業環境に与える影響を乗り越え、持続的な経営に向けた経営計画を策定していること。(申請書に記載します。)

小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>において、受付締切日の前10か月以内に、先行する受付締切回で採択・交付決定を受けて、補助事業を実施した(している)者でないこと。

 

となっています。

 

補助対象事業

この部分が追加されました。

補助対象経費の6分の1以上が、以下のいずれかの要件に合致する投資であること。

 

サプライチェーンの毀損への対応

顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を行うこと

 

非対面型ビジネスモデルへの転換

非対面・遠隔でサービス提供するためのビジネスモデルへ転換するための設備・ システム投資を行うこと

 

テレワーク環境の整備

従業員がテレワークを実践できるような環境を整備すること ※補助対象期間内に、少なくとも1回以上、テレワークを実施する必要があります。

その他の補助対象事業は変わりませんのでご確認ください。

 

補助率

補助対象経費の3分の2以内で補助上限額は100万円となります。

・150万円以上の補助対象となる事業費に対し、最大100万円 が支給されます。

・150万円未満の場合は、その2/3の金額が支給されます。

※複数の小規模事業者等が連携して取り組む共同事業の 場合は、補助上限額が「100万円×連携小規模事業者 等の数」の金額となります。(1,000万円を 上限)

 

補助の支給対象経費

①機械装置等費、②広報費、③展示会等出展費、④旅費、⑤開発費、⑥資料購入費、⑦雑役務費、⑧借料、⑨専門家謝金、⑩専門家旅費、⑪設備処分費(補助対象経費総額の1/2が上限)、⑫委託費、⑬外注費

ホームページの制作にも使える補助金です。ホームページ制作では、②広告費に当てはまります。
その他ネット販売システムやインターネット広告、チラシなど、新規制作や新規事業などにも活用できます。また、既存サイトのリニューアルも事業の計画次第で活用可能です。
※検索エンジン最適化(SEO対策)については補助金の対象外となります。

 

申請書類

小規模事業者持続化補助金の申請書と異なる点があります。

主に下記の2枚になります。

<計画の内容(新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるための取組)>

計画の内容は最大5枚までになっています。経営計画の作成には商工会・商工会議所と相談し助言しや指導を受けながら作成できます。

参考までに小規模事業者持続化補助金の書き方のコツも御覧ください。

小規模事業者持続化補助金 申請書の書き方のコツ

 

まとめ

申請書類は一般型の小規模事業者持続化補助金に比べて項目も少なくなっている印象です。コロナ特別対応型の募集要項をよく読み申請されてみてください。

新型コロナの影響を受けられている事業者の方はご検討されてみてください。

ツグクリエイトでは、小規模事業者持続化補助金を活用したホームページの制作やチラシ、パンフレットの作成を行っております。小規模事業者持続化補助金を活用して販路拡大に取り組みたい方は、お気軽にご相談ください。

参考リンク

商工会議所のエリアにある事業者
https://r2.jizokukahojokin.info/corona/

商工会のエリアにある事業者
http://www.shokokai.or.jp/jizokuka_t/