Mailchimpでメール送信してみましょう【顧客リストの作成編・中編】

公開日:2019/10/17   最終更新日:2019/10/16

前回の記事で送信リストをインポートする準備を書かせていただきました。
それでは、実際にデータをインポートしてみましょう。

顧客データのインポート

今回はスプレッドシートからCSV形式ファイルで取り込みたいと思います。

①データを用意します。

②ファイルをCSV形式に保存します。

「ファイル」→ 「ダウンロード」→「カンマ区切りの値(.CSV 現在のシート)」
これで取り込むデータの準備ができました。「Continue To Setup」をクリックしましょう!
クリックすると次画面でインポートするファイル名をきいてきますので、下図  ↓ 赤丸囲みの「Browse」でパソコン内にあるデータを指定します。
ファイルを選択した後、左下にある「Continue To Match」をクリック。
クリックすると次画面でエラーが表示されます。インポートされた情報の名前、メールアドレスなど各カラムの日本語表が英語仕様のMailchimpでは噛み合わずエラーで表示されるので、手直しでカラム名を認識させます。「2 unmatched columns」
⇒直訳;2つのマッチしないカラムがあります

このようにアラートが出ました。前述しましたが、もともと英語仕様のMailchimpにとってインポートされてきた日本語のカラムは認識できません。
ここで、前回記事でインポート前に設定したカラム
とインポートされたカラムが一致すると手作業で編集していきます。
端的にいいますと上記 ↑ のようにマッチしなかったカラムが色をつけて表示されますので、作成したカラム名とインポートされた情報を紐付けしてゆきます。
マッチしなかったカラムの「Edit(編集)」をクリックします。

「Make a Selection(選択)」から項目名を選択
今回は「名字」がカラム名なので、下図 ↓ のように「名字」を選択

「名字」を選択、保存(Save)すれば項目の編集は終了します。同様に、「名前」も同じ要領で編集します。

すべてのカラム編集が終われば下図 ↓ のような画面に切り替わります。

「All columns are matched. Click “Continue To Organize” below to finish.」
(すべての項目が合いました。「つづけて整理」のボタンを押して完了してください)
⇒ページ右下に「Continue To Organize」ボタンが押せるようになります。

Tag all contacts

追加でタグを作成して割り当てることができます。タグを付けたい場合はクリックし、インポートした連絡先のタグを作成します。

今回はタグの作成はしませんので、このまま進めます。

Choose status of these contacts

インポートした連絡先(リスト)を分類します。

Subscribed
「subscribed contact」購読者のことです。「あなたのEメールのマーケティングキャンペーンを受けても良いですよ。」とオプトイン(承諾)した人のことを購読者と言います。

Unsubscribed
Eメールマーケティングキャンペーンを解除した人は「unsubscribed contact」になります。配信停止を希望したアドレスや迷惑メールの報告など、解除した元購読者リスト。

Non-subscribed contact
「non-subscribed contact」というのはオプトイン(承諾)てない人のことです。例えば、ECサイトで購入履歴があり、そのメールアドレスなどデータは取ったけどキャンペーンの承諾が取れていないのでキャンペーンをしていない人が非登録者になります。
Cleaned
何らかのエラーで送信者に戻された事が多いため削除したアドレスのリスト
一般的にただリストをMailChimpへ移行するためのインポート作業の場合は、一番上の「Subscribed(購読)」を選択のままでOKです。

右下の「Continue To Review」ボタンクリックで次に確認画面 (下図 ↓)に切り替わります。
左下の「Import」ボタンクリックをクリックでメール送信先のリストインポート完了です!!
インポート完了しますと、下図 ↓のように一覧でみれるようになります。
このように、既にお手元にある顧客情報をCSVやExcelデーターでインポートしてみて下さい。

 

送信リストを作成後、ポツポツとメールアドレスを登録する機会も出てくると思います。少数の送信リストを作成・追加する場合は手作業で登録していきます。
「Audience」⇒ 「Manage Audience」⇒ 「Add a Subciber」

画面に従い、メールアドレス、名字、名前を入力していきます。
そのまま進めると、2つのチェックボックスが表示されます。

「This person gave me permission to email them」
⇒直訳;メールしても良い、という許可を取得しています。つまり、承諾もなしに一方的にメールをMailchimpから送信しないように確認欄を設定しています。
こちらにチェックしないと送信者リストは登録できません。

「If this person is already on my list, update their profile」
⇒送信者リストの重複を防ぐ為、既にリストにいる場合はこのデータをアップデートするということです。ここはチェック入れても入れなくてもどちらでも進みますが、チェックが入っていた方が無難です。

最後に、「Subscribe」ボタンをクリックして保存されます。

ここまでに、一括で顧客リストのインポートや個別に顧客リストを登録する方法を書かせていただきました。それでは、実際に次回記事でメールを送信してみましょう!