「インボイスって最近よく聞くけど、どうしたらいいの?」
「日常業務の手間をどうにかしたい…」
そんな不安や悩みをお持ちの中小企業・個人事業者の方にこそ知ってほしいのが、IT導入補助金インボイス枠(インボイス対応類型)と、Zoho One(ゾーホー ワン)というツールの組み合わせです。
そこで、この記事は「難しそう」「簡単に知りたい」と思っている方に、簡単に読み進められるようにまとめました。
このコラムでわかること
- インボイス対応の負担を減らす方法
- Zoho Oneの特徴と活用シーン
- 中小企業やフリーランスにもおすすめの理由
- 実際の活用事例でイメージが湧く
- 補助金の補助率・補助額・申請手続きの流れ
\ これらのことをやさしく解説しています /
IT導入補助金ってどんな制度?
IT導入補助金とは、中小企業や個人事業主が業務を効率化するためのITツールを導入するときに、費用の一部を国が支援してくれる制度です。
特にインボイス枠は、インボイス制度に対応するソフトの導入を支援する特別な枠。
2025年度の制度では、最大2/3の費用が補助対象になっています(※補助上限350万円まで)。
[ 参考:中小機構 IT導入補助金2025 公式サイトhttps://it-shien.smrj.go.jp/ ]
Zoho Oneってなに?
Zoho One(ゾーホー ワン)は、請求書の作成、顧客管理、勤怠管理、メールのやりとりなど、会社の業務をひとまとめで使えるクラウド型のツールセットです。1つのソフトで45種類以上のアプリが使えます。たとえば、「営業さんがお客さんの情報を管理する」「経理の人が請求書を作る」「スタッフの勤怠や予定を管理する」など、日々の業務に必要なことをまるっとカバーしてくれます。
🌟 主なポイント
- 45種類以上のアプリが使える!
顧客の管理、売上の管理、社員のシフト、チームのやりとりなど、いろんなことがこれ一つでOK! - アプリ同士がつながっていて便利◎
お客さま情報を一度入力すれば、見積書やメールにもそのまま使えてムダがなし!チャットやメールのやりとりもまとめて管理できるので安心です。 - 月額制でコスパ◎
たくさんのソフトを別々にそろえるより、ひとつにまとまっているから、ぐっとお安く使えます。
しかも、パソコンでもスマホでもOK! リモートワークにもぴったりです。 - 設定いらずカンタンに使える!
インターネットにつながるパソコンやスマホがあれば、すぐに使い始められます。
むずかしい操作はなく、パソコンが得意じゃなくても大丈夫! - 仕事をもっとスムーズに◎
紙やエクセルで行っていた作業も、Zoho Oneならかんたん・正確・わかりやすく管理できます。
日々の業務を効率よく進めたい方にぴったりです。
どんな会社に向いているの?
会社のタイプ | Zoho One導入のメリット |
1.請求書発行が多い(インボイス対応が必要な業種) |
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2.アナログ業務が多い(紙・手作業中心) |
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3.少人数・社長一人で運営している |
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4.成長を目指すの企業 |
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5.コストを抑えたい |
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対象になる事業者の事例紹介
- 🔶事例①:建設業(大阪府)
- 業種:内装工事・住宅リフォーム
- 従業員数:5名(現場2名、事務2名、代表1名)
- インボイス登録あり
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- 課題:
- 手書きの見積書・請求書でミスがでるため再発行の手間が大きい
- 顧客との連絡が電話・LINEなど分散しているため管理が大変
導入したツール:Zoho One(見積・請求書、顧客管理、LINE連携)
補助金活用:事務作業効率化+法対応という目的で「インボイス枠」申請- 結果:
- スマホからも請求書が発行できるようになった
- 顧客ごとの案件・進行状況がクラウドで一元管理できるように
✅ 現場仕事が中心でも、事務にIT導入することで補助対象になります!
- 課題:
- 🔶 事例②:フリーランスの税理士(福岡県)
- 業種:税理士(個人開業)
- スタッフなしのひとり事務所
- インボイス登録あり
- 課題:
- 請求書作成と送付が面倒、月末がいつも大変
- お客さまごとの対応履歴が自分の頭の中だけ
導入したツール:Zoho One(請求書、顧客管理、カレンダー)
補助金活用:一人事業主でも「インボイス制度対応+業務効率化」で申請
- 結果:
- 定期請求が自動で送れるようになり、作業時間が大幅に削減
- 顧客ごとの情報管理でミスが減り、対応スピードが上がった
✅ フリーランス・個人事業主も補助対象です!
補助金の補助率・補助額
補助対象
[ 出典: I T導入補助金2025 https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/subsidy/digitalbase/ ]補助金の申請手続きフロー
[ 出典: IT導入補助金2025 https://it-shien.smrj.go.jp/about/ ]申請前にチェック
項目 チェックポイント GビズID 最初に必ず取得しておきましょう(取得に数日かかります) 支援事業者経由か? Zoho Oneは「IT導入支援事業者」経由で導入することが必要 業種制限 一部の大企業・みなし大企業は対象外になることがあります 申請書類 会社の概要や、業務改善の内容などを記載する必要あり 書類の作成 難しい部分は支援事業者が一緒に作ってくれます◎ タイミング 事前申請が必要(※注意:導入後は申請不可) 最後に
IT導入補助金インボイス枠(インボイス対応類型)を活用してZoho Oneを導入すると…
◎ 事務作業の負担を減らせる
◎ インボイス制度にしっかり対応できる
◎ コストを抑えて、最新のツールを導入できる
という大きなメリットがあります。