【東京都】中小企業デジタルツール導入促進支援事業。助成金でデジタル化に一歩踏み出そう!

公開日:2025/05/30   最終更新日:2025/06/04

東京都には、中小企業や個人事業主の方でも使いやすい助成制度があります。それが、令和7年度 第1回「中小企業デジタルツール導入促進支援事業」です。
例えば、日々の業務で「もっとラクになったらいいのに…」「人手が足りないな」と感じていることはありませんか?
そんなお悩みを、ITの力でスッキリ解決するお手伝いができるのが、この助成金です。この記事では、助成金のしくみや活用のヒントを、わかりやすくお伝えします。読み終える頃には、きっと「これなら私にもできそう!」と思っていただけるはずです。

中小企業デジタルツール導入促進支援事業

この助成金は、東京都内の中小企業が業務効率化やデジタル化に使えるツールを導入するための費用を一部補助してくれる制度です。

🟠 助成金の活用イメージ

活用例 導入するツール 効果
経理を効率化したい 会計クラウドソフト 手入力ミスが減り、業務効率がUP
営業支援がほしい MAツール※1 見込み顧客へのアプローチが自動化
社内連絡が煩雑 グループウェア導入 情報共有のスピードが向上
単純作業が多い RPAツール※2 手作業を自動化、残業削減にも◎

※ソフトウェアまたはクラウドサービス本体価格関連経費等が100万円(税抜)を超える場合は、2社以上の見積が必要

略語の補足

  • MAツール※1Marketing Automation(マーケティングオートメーション)
    「マーケティング活動の自動化を支援するソフトウェア」
  • RPAツール※2Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)
    「パソコン上での、定型業務を自動化するツール」

🟠 対象者

東京都内の中小企業小規模企業個人事業主

中小企業の定義

小規模企業

[出典]令和7年度 第1回 中小企業デジタルツール導入促進支援事業 【 募集要項 】より

🟠 助成率と限度額

助成率とは、「対象経費のどのくらいが戻ってくるか」の割合です。[出典]令和7年度 中小企業デジタルツール導入促進支援事業チラシ

🟠 申請スケジュール

[出典]令和7年度 中小企業デジタルツール導入促進支援事業チラシ

6月の募集に間に合わない場合でも…

次のチャンスは10月予定!

今、慌てて準備するよりも、じっくりと申請計画を立てておくことで、よりスムーズに進められます。
「gBizIDプライムの取得には時間がかかるため、早めのご準備を」

🟠 助成の流れ

ステップ 内容
◯ 申請準備 必要書類を用意して、gBizIDを取得しましょう
① 電子申請 jGrantsの専用フォームで、お申し込み(6月11日~7月4日)
② 審査 書類に不備がないかチェックがあります
③ 交付決定 助成対象としてOKが出たらスタート!
④ 助成事業の実施 契約・支払い・運用まで完了させましょう
⑤ 実績報告 書類を提出します
⑥ 完了検査
⑦ 助成金額確定
購入品等の確認、支払った経費に係る経理関係書類の確認
審査を経て、助成金額が決定します
⑧ 助成金請求 「助成金確定通知書」同封の「助成金請求書」(公社指定様式)を提出
⑨ 助成金受取 指定口座に入金されます

\ポイント!/
助成金は「後払い」、まずは自己負担が必要です。その後、審査を受けて対象として認められた経費が、助成金として口座に振込まれる仕組みです。


最後に

「思っていたよりもハードルが低そう」
「うちにも合いそうな使い方がありそう」
少しでもそう感じたら、今がチャンスかもしれません。
この制度は、「これからの事業の土台づくり」を支援するものです。

「少しでも気になったら、どうぞ気軽にお問い合わせください。」