離島のSNS活用〜カフェ編〜

公開日:2019/10/20   最終更新日:2019/10/17

離島だからこそ、SNSやインターネットの活用でさらなる集客を目指しましょう!

実際に各地の離島でSNSを活用されている事業者さんを集めてみました!今回は、カフェ編です。

 

ソトノマ

https://www.facebook.com/sotonoma/

長崎県五島市にあるカフェ。

2012年からフェイスブックを活用し、現在ではいいねが1800人を超えています。

お店で開催されるイベントの告知や、店内での忘れ物案内、食事の紹介や、細かい店休の案内など、投稿されている内容は多岐に渡っています。また、投稿日時も不定期で、無理なくフェイスブックの運用を続けている印象です。そして、どの投稿をみても、一貫しておしゃれな写真が目を引き、さっぱりした文章がとても読みやすく感じられます。投稿に対するコメントへも、丁寧に返信があり、そのような小さな対応の積み重ねが実際の店舗での集客に繋がっていくのではないでしょうか。

くじらカフェ

https://www.facebook.com/cafekujira/ 

おそらくこだわって撮っているであろう、ひとつひとつの写真がとても綺麗です。与論島に行ったような気持ちになることができ、それもまたフォロワーを増やした要因の一つではないでしょうか。また、なんてことはない、営業情報のカレンダーなども、周りの植物が映り込むように撮っていたり、同じ店内の写真でも昼に撮ってみたり夜に撮ってみたりなど、店主のこだわりを感じられます。また、デジタルなSNSの中に、アナログ感のある手書きのメッセージがあるのがとても良いです。そのような工夫から、きっと飲み物や料理にもこだわっていらっしゃるんだろうな、と想像が広がります。また、投稿のはしばしには、店主の明るく元気な人柄が感じられ、カフェの居心地の良さを想像させます。

小屋カフェ「日と月と」

https://www.facebook.com/hitotsukito/ 

商品の写真は、濃い紺色や黒をバックにした写真が使われ、商品がとても引き立ち、また、クールでおしゃれな印象を与えています。お客様が商品を手に持っている写真が使われ、テイクアウトができる店だということが見てわかりますし、気さくな店主の人柄も伝わります。また、フェイスブックの機能を使いこなし、商品の値段や開店時間などをきちんと書いていることも集客に繋がっているのではないでしょうか。観光地の飲食店は、注文したら意外と高くてびっくりする、ということも多々ありますので、値段を書いていてくれると安心して来店することができます。写真がなく、文章だけの投稿でも、目立つように工夫されていて、必要な情報がしっかりと発信されています。

issou Coffee Roastery / 一湊珈琲焙煎所

https://www.facebook.com/issoucoffee/  

店主のセンスがいいことをしっかり感じられる写真だらけで、田舎のカフェであることを忘れてしまうほど。言葉も写真も洗練されていて、落ち着いた時間を過ごせそうだなと想像できます。また、こまやかな営業情報などもきれいな写真付きで投稿されていて、フィードのなかで流れていってしまいがちな投稿を目立たせる工夫もしっかりされています。今後、イベント情報などを、拡散する機会があれば、さらに見てくれる人が増えて行くと思いました。

Yakushima gatherhouse cafeキヨコンネガイ 

https://www.facebook.com/kiyokonnegai

文章から、店主の元気さや、熱い島への愛などが伝わってきます。お店の状況だけでなく、地域の様子などが伝わってくるのも面白いです。また、当日の空き状況や臨時の休みなどがわかりやすく投稿されているのがとても親切です。料理の写真が、どれも盛り付けや素材に凝っていて、とてもおいしそうなのが伝わってきますし、料理をするのが好きなのかなと感じられます。個人的には、お店の名前が独特なので、由来などを知りたくなりました。

CHILI-TORI 自由食堂

https://www.facebook.com/CHILI-TORI-%E8%87%AA%E7%94%B1%E9%A3%9F%E5%A0%82-296768130986000/

頻繁に更新されているフェイスブックページからは、お店の活気が伝わってきます。イベントの告知や様子、お客様との写真、料理の写真、すべてから、センスが溢れています。また、コメント欄からも、島民に愛されている店だということが伝わってきます。また、お店の開店時間やその日のメニューをこまめに発信されていることが、実際の集客に大きく関わっているのではないかと感じました。

 

どの店舗も、お店の個性がきちんと表現されていて、お店や商品へのこだわりを感じられました。意識していないかもしれませんが、言葉の端々や写真の癖などから、それぞれ違った魅力が見えてきました。その魅力が、離島というハンデをおっていても、カフェを続けていくことができる理由なのかもしれませんね。

ただ、フェイスブックの既存の機能をフル活用しているお店はまだまだ少ないかなといった印象です。せっかくつかっているのであれば、サービスやビジネスの説明のページを充実させ、だれにでもわかるように整備してみてもいいかもしれません。

また、個性的なカフェはどれも、名前だけでは、どんな料理がうりなのか、どんな飲み物が定番なのかピンとこないこともありますし、初めて来店する際はそのお店の定番を食べてみたいというお客様も少なくないはずですので、そういう投稿もあっていいのではないかなと思いました。

それから、更新し続けることが、大事なのだなとひしひしと感じました。最初は毎日は無理でも、こつこつ続けていくことでたくさんの反応がもらえるようになっていくとおもいますので、ぜひこれからフェイスブックページの運用を考えているかたはたくさんの例を見ながらアイデアを頂いてくださいね。