【Google Analytics】UAとGA4の違いは?管理画面までまとめてみました【2022年版】

公開日:2022/05/02  

GA4は2013年にリリースされたUA(ユニバーサルアナリティクス)が7年ぶりにアップデートされたプロパティです。
GA4はUAよりも計測できる項目が増え、UAでは有料だった分析機能が無料で使えるようにもなりました。
UAは2023年7月1日に終了するため、GA4についてしっかりと学んでおく必要があります。
今回はUAとGA4の違いについて説明します。

UAとGA4の違い

データの計測方法が違う

UAはページを基準にしたセッションベースの計測方法ですが、GA4ではユーザーを基準にした各ユーザーベースの計測方法になりました。
GA4ではマルチデバイスに対応しているため、データ計測できる幅が広がります。
GA4でデータを計測し分析することで、ユーザー一人ひとりに焦点を当てることが可能になるため、よりユーザーのニーズに応えることができるWebサイトを運営していくことが可能になります。

UIが一新された

UIが一新され、UAとGA4は全くの別物になりました。

サイドバーの変更

サイドバーの項目が少なくなり、見やすいものになっています。

データ表示UIの変更

データの表示も見やすいものに変更されました。

UAのデータ表示

GA4のデータ表示

UAとGA4のデータ表示を比較すると、UAのデータ表示も見やすいものになっていますが、GA4ではよりデータが見やすくなっていることがわかります。

分析データのクラウド保存

UAでは分析データのクラウド保存が有料でしたが、GA4になると無料でクラウドにデータを保存することが可能になります。

GA4の管理画面

ホーム

ホームではWebサイトを訪れたユーザーについて大まかに知ることができます。


分析情報にはGA4が自動で分析した結果が表示されるため、GA4について詳しくない方でもこの分析情報を見ればWebサイトにどのようなユーザーが訪れて興味を持っているかを確認することができます。

レポート

レポートのスナップショット

過去30分間のユーザー
過去30分間にどの国から何人のアクセスがあったかを分析することができます。

新規ユーザーの参照元
新規ユーザーの参照元からわかることは、ユーザーがどのようにしてWebサイトに訪れたのかを知ることができます。
・Direct:何かを経由せずに直接流入
・Organic Search;検索エンジンからの流入
・Display:ディスプレイ広告からの流入
・Paid Search:リスティング広告からの流入
・Referral:リンクからの流入


アクティブユーザーの傾向
アクティブユーザの傾向からわかることは、Webサイトにユーザーが訪れた回数を知ることができます。

ユーザー維持率
ユーザー維持率からは、ユーザーがどれだけWebサイトに定着してくれたかを知ることができます。


リアルタイム

リアルタイムからわかることは、Webサイトに起きたアクティビティをリアルタイムでモニタリングすることができます。


過去30分間のユーザー
過去30分間に何人のユーザーがどのデバイスからWebサイトに訪れたかがわかります。
ユーザー
初めて訪れるユーザーの参照元がわかります。
表示回数
各ページの表示回数がわかります。
イベント数
設定された各イベントの操作数がリアルタイムでわかります。
コンバージョン
どのイベントがコンバージョンに至ったかがわかります。

Life cycle

ライフサイクルでは集客、エンゲージメント、収益化、維持率の4つのユーザーの行動を分析することができます。

集客

集客のレポートからは、ユーザーを獲得した参照元、ユーザーの総数などを分析することができます。

Acquisition overview

ここでは集客の概要を確認することができます。




ユーザー獲得

ユーザー獲得からわかることは、ユーザーの流入元を特定することができます。
流入元を特定することで、Webサイトの改善に役に立ちます。

トラフィック獲得

ユーザーがWebサイトやアプリを検索する際の方法や再訪問した時の経路を分析することができます。

エンゲージメント

エンゲージメントのレポートからは、Webサイトやアプリ対するユーザーの操作になります。

概要

概要からはエンゲージメントの大まかな分析情報を見ることができます。

平均エンゲージメント時間
ユーザーがWebサイトに訪れてどれだけ滞在しているかの平均がわかります。
エンゲージのあったセッション
アクティブユーザーあたりの平均セッション数がわかります。

過去30分間のユーザー
過去30分間に何人のユーザーがどのページに流入してきたかがわかります。

表示回数
Webサイトの表示回数がわかります。
イベント数
Webサイトで起きたイベント数がわかります。

イベント数
設定された各イベントの操作数がわかります。
表示回数
各ページごとの表示回数がわかります。

ユーザーのアクティビティの推移
ユーザーのアクティビティの推移がわかります。

イベント

イベント数やユーザー数を詳細に把握することができます。

コンバージョン

どのイベントがコンバージョンに至ったのかを詳細に把握することができます。

ページとスクリーン

どのページがどれだけ表示されたか詳細に把握することができます。

収益化

収益化のレポートからは、Webサイトやアプリから得た収益を確認することができます。

概要





eコマース購入数

eコマースとは電子商取引のことで、eコマース購入数のレポートからはWebサイト上やアプリ上で行われた電子商取引での購入数を把握することができます。

アプリ内購入

アプリ内購入による収益を商品のIDごとに測定できます。

パブリッシャー広告

モバイルアプリの広告から得た収益を広告ユニットごとに測定できます。

維持率

維持率のレポートからわかることは、ユーザーがWebサイトかアプリを通してエンゲージメントを行った頻度と期間を確認することができます。

ユーザー

ユーザーのレポートからは、どのようなユーザーがWebサイトやアプリに訪問したかを把握することができます。

ユーザー属性

ユーザー属性サマリー

ユーザー属性サマリーからは、ユーザーの年齢、地域、言語、性別に加え、オンラインでの閲覧や購入行動から判断される興味や関心に基づいてユーザーを分類することができます。


テクノロジー

ユーザー環境の概要

ユーザーがどのような環境で流入してきたかを把握することができます。